1年に1回くらいは行きたくなる広島。
主に大久野島、通称うさぎ島に行きたくなるんですけどね。
少し涼しくなってきた10月の3連休で行くことにしました。
旅行の準備
【新幹線】
名古屋→広島 12,800円(EX-IC)
広島→名古屋 12,800円(EX-IC)
九州新幹線直通を狙え!
今回、名古屋-新大阪と新大阪-広島で新幹線を別に分けることにしました。
というのも、新大阪-広島では、新大阪から九州新幹線直通に対応した「みずほ」「さくら」があり、この指定席が普通の指定席なのにグリーン車に近いレベルだからです。
EX-ICは異なる出発地の友人とも旅程を合わせやすい
EX-ICという新幹線をネットで予約できるシステムを今回は利用しています。
年会費は1,080円かかりますが、その分運賃が割引されるため利用回数が少なくても1~2回ほど新幹線を使えば元が取れてしまうため利便性のアドバンテージを考えると契約する価値はあると考えています。
参考までに今回の名古屋~広島の例ですと
通常の切符(指定席):14,230円
EX-IC(指定席):12,830円
と、差額は1,400円ですので片道だけでEX-ICの年会費分は元が取れてしまう計算となります。
今回の旅程では私は名古屋から、友人は東京から広島へ向かいましたが
事前に列車名(ex.のぞみ1号など)、号車(ex.4号車)、席番(ex. 12列AB)
のように決めておきEX-ICの列車名指定予約から同時に入力します。
EX-ICは、JR東海やJR西日本が発行しているエクスプレスカードや通常のクレジットカードへ付けるプラスEX
そしてJR東日本のビューカードにエクスプレスカードの機能を付けるビュー・エクスプレス特約があります。
プラスEXは、JR系が発行するエクスプレスカードよりも割引率が悪い場合がありますのであまりおすすめしません。
一番オススメなカードは豊富な提携先とモバイルSuicaを持ったJR東日本ビューカードです。
特に年会費無料のビックカメラSuicaカードは手軽に始めたいのであれば一番良い選択肢でしょう。
モバイルSuicaを使える状態にしておけば携帯電話をタッチして東海道新幹線に乗れますから他とは違う優越感を味わえます。
【ホテル】
呉阪急ホテル 13,760円(2泊ツイン)
ちょうど楽天トラベルでふるさと割をやっており、本来であれば1泊2万円以上したところ1万円引きとなりました。
ただ、ふるさと割は1泊にしか適用されないため、1日目は私が、2日目は友人が別々で予約をしました。
【楽天トラベル】呉阪急ホテル
【うさぎの餌】
ニッパイ ラビットフード ハードタイプ 3kg
マルカン バニーグレードチモシー ウサギ用 500g MR-940
事前に大久野島へ行くことがわかっており、ガッツリうさぎのと戯れたい人はあらかじめ市販されているうさぎ用の餌を買っておくと良いでしょう。
ちなみに大久野島へ向かうフェリー乗り場や、忠海駅横のファミマでもうさぎの餌は売っています。
量は少ないですが、ちょっとだけという人にはこれで十分かと。
旅行
1日目
いきなり在来線が遅延
今回は在来線から新幹線への乗り換え時間を10分で想定していました。
しかしタイミングが悪く在来線が4分遅延。3連休の初日で改札も混むでしょうし、私は定期券のTOICAと携帯電話のモバイルSuica(EX-IC対応)の組み合わせですのでそのままダイレクトに改札を通ることが出来ません。
有人改札で一度出場用の切符を発行して貰う必要があります。
死ぬ気でダッシュしてなんとか間に合いました。次からは15分を目安にしよう…
通常EX-ICなら直前で新幹線の変更も可能なのですが、3連休ということもあり指定席は満席。
自由席は溢れているような状態でした。
新大阪でみずほに乗り換え
新大阪から九州新幹線直通のみずほに乗り換えです。
快適な車両なのは最初に説明した通り。
広島から呉経由で大久野島
本来であれば新幹線で広島まで行くより三原で降りてJRの方が圧倒的に近いのですが、
今回同行した友人がなんでそこまで荷物あるかわからないくらいでキャリー持ちでしたので一度呉のホテル経由で行くことになりました。
大久野島のフェリー乗り場へ
JRの呉線で忠海まで行くとうさぎ島こと大久野島はすぐそこです。
駅からアヲハタ方面に進むとフェリーのりば この先といった看板が出てきます。
ここで往復のフェリーの往復切符を購入します。
おとな片道310円、往復620円です。
今回は客船でした。タイミングによってはもっと大きいフェリーになります。
サラリーマンも癒やされるうさぎの楽園
とにかく島についた時点でうさぎの楽園は始まっています。驚きです。
チモシーはモグモグ感がダイレクトに伝わるのでオススメ。
ペレットはまわりのうさぎが一気に寄ってきます。
幻と思われた人気者になれる場所、ここにあります。
ちょっと目を話すと大本を狙われます。グイグイきます。これもまたかわいい。
日頃の仕事もこんな感じでグイグイ行きたいものです。
そんなわけでその日の最終便19時発のフェリーまで居てしまいました。
大久野島のうさぎは野生です。抱きかかえるとかは絶対にしないでくださいね。
詳しくは島の看板の注意書きを良く読みましょう。
夕飯はJR呉線の乗換駅でもある広が最寄りの焼肉屋、「牛次郎」へ行きました。
プレミアム焼肉食べ放題 2780円+税で食べ放題、肉もなかなか良かったです。
ちょっと駅から歩きますが…
食べログ
2日目
四国松山日帰り
あれ、広島行ったんじゃ…ってところなんですが、愛媛県の松山まで行ってきました。
松山といえば道後温泉ですね。
今回の拠点は港がある呉なので、呉港まで行きました。
場所は呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)の隣です。
料金は往復で割引を効かせてフェリーだと5080円です。
時間は半分のターボジェットの場合は、値段がその分2倍近くになります。
帰りはターボジェットへ追加料金を払って乗ることも出来ますので、まずはフェリーで買うのが良いでしょう。
詳細は石崎汽船のページを参照ください。
ALL IYOTETSU 1Day Passで乗り放題
松山観光港からは連絡バス経由の伊予鉄に乗り市内へ移動します。
ここで伊予鉄が運営する郊外電車・市内電車・バス全線が乗り放題のALL IYOTETSU 1Day Passを購入します。
値段は1日1,500円と結構躊躇する価格ですが、それなりに市内を移動していたらだいたいトントンになるでしょう。
なにより毎回小銭を用意する必要もないし、値段を気にせず旅に専念できるところがやはり重要なのかなと思います。
ALL IYOTETSU 1Day 2Day Passの情報はこちら
伊予鉄の玄関口とも言える郊外線、高浜駅
ここへ行くには歩きでも連絡バスでも良いです、連絡バスを使う場合は港でALL IYOTETSU 1Day Passを買っておくと無駄が無いですよ
松山といえば「道後温泉」
松山といえばやはり道後温泉は外せません。
郊外線から市内電車に乗り換え、道後温泉駅までいきます。
名前がそのまんまなのでわかりやすいですね。
うーんよくわからない!と思った方はGoogleMapで検索をしましょう。
どの市内電車に乗ればいいのかちゃんと教えてくれますから。
駅から商店街を進んでいけば着きます。
その辺りに歩いている観光客っぽい人に付いて行ってもOKでしょう。
道後温泉には4つの入浴コースがあります。
言ってしまえばランクみたいな物なので高ければ高いほど良いことになります。
おすすめはやはりキャパが少ない霊の湯でしょうか(露天風呂もあって豪華!というわけではありません、ただの風呂です)。
今回私たちは霊の湯 二階席を利用しました。
公式ページの料金比較表をみるとわかりますが…
霊の湯ではタオル貸出料金が含まれています(60円)。
松山はなんとなく行くかーといった感じで前日決めたので当然用意しているわけもなく…でしたので
さらに、休憩室もやはり若干キャパが少ない部屋が使え、又新殿(天皇専用の風呂、部屋)が見学できます。
やっぱ観光も!という人なら霊の湯で決まりでしょう。
とはいえ当日どこの部屋が埋まっているかはわかりません。
その時に応じて臨機応変に判断しましょう。
坊っちゃん列車
松山では坊っちゃん列車という観光列車が走っています。
見た目は汽車ですが、中身はディーゼル機関車です。
市内電車と同じ線路を通るため、つまり路面電車と同じ。道路上でSL(っぽい)ものが爆走する様はなかなか面白いです。
これが市内を爆走します。
ちょうど私たちが道後温泉から移動しようとした時、この坊っちゃん列車が駅に停まっており乗車しました。
ALL IYOTETSU 1Dayにはこの坊っちゃん列車の料金は含まれていません。
ただ割引はされますので、通常単体500円のところ、300円になります。
松山城でリフトと山を楽しむ
松山といえば…道後温泉…の次に思い浮かんだところが松山城。
早速行こうと思ったのですが、すでに時間が遅く天守閣は終わり。ロープウェイ・リフトもギリギリの時間でした。
時期にもよりますが、17時~18時ですべて終わると見たほうがいいでしょう。
ということで今回は「リフト片道 270円」の券で行きのみリフト利用をして、帰りは自力で降りてこようというプランにしました。
帰りはちょっとマイナーな道から下山しました。
そんなに登山!って感じではないのでまぁウォーキング相当です。
呉に戻って、深夜限定??のラーメン屋に
松山で夕飯は食べたのですが、ちょっと深夜の散歩をしていたらなにやら気になるラーメン屋が…
深夜しか営業していないラーメン屋…だそうです。
食べログの評価もまぁまぁ良い。
うまいと思うのですが、そこまでラーメンを食べているわけではないので評価はノーコメントでw
深夜しか…というところがいいですねなんとなく。あとラーメンの他にカレーもありました。
3日目
宮島
3日目は広島定番の宮島へ行きます。
ホテルチェックアウト後、広島駅経由で宮島口まで行きました。
宮島へフェリーは2つの会社が運行していますが、好きな方で良いでしょう。
今回はICカードも使えるしJR西日本宮島フェリーにしましたが…一つ勘違いしていました。
確かにICOCAとPASPYは使えるのですが、私の普段使っているモバイルSuicaは使えません。
JRだから相互利用出来るでしょと気楽に思っていたのですが…(とりあえず出口で現金を払って精算)
とにかく軽食程度であれば選択肢はたくさんあります。
ただあくまでも観光地。お得では無いので食べ過ぎると後でおさいふ的に後悔すると思います。
もみじ饅頭の店もたくさんありますが、試食で結構お腹いっぱいな感じにw
実際広島駅でも買えるもみじ饅頭もありますが、ここで買っても値段は変わらないですので思い切って買ってしまうのもあり。
潮の満ち引きで変わる鳥居を堪能
宮島といえば鳥居ですが、潮の満ち引きで風景が変わる他、干潮時は鳥居の下まで行くことが出来ます。
定番の厳島神社
宮島水族館へ
本当は山登りをする予定だったのですが、あまり天気が良くないので水族館に変更!
宮島にはたくさんの鹿が居ることで有名です。
うさぎ島と違って、この鹿達は皆さんの荷物を狙っていますので油断大敵です。
仕上げは広島駅ビル内で広島風お好み焼き
広島風お好み焼きを食べてない!ということで最後はいつも行列が出来る店、麗ちゃんで済ませます。
結構並ぶので時間に余裕は持ちましょう。持ち帰りも可能です。
帰りももちろん九州新幹線直通列車で新大阪経由
行きと同じくシートが豪華ということで帰りも新大阪までは九州新幹線直通列車を利用します。
今回は「さくら」です。
最後に
1年に1回は訪れる広島、やはりうさぎ島が私の中で完全に癒しスポット化しているのでやめられません。
今回は広島だけでなく四国の松山まで組み込めたためいろいろまわれた意味では良かったと思います。
今思うと毎日船乗ってたな…
前回は東海道新幹線50週年の超☆超IC早得、今回はふるさと割でホテル半額などコストが下がる施策があってこそかなぁと思います。
ちょっと日常に疲れたらまた行きたいですね。