シルバーウィークで久しぶりにまとまって休みが出来たので普段は行けないところへ行ってみよう…
ということでカナダのバンクーバーまで行ってきました。
旅の準備
【航空券】
9/19(土) AirChina CA160 中部国際空港9:00→北京首都空港11:35
9/19(土) Air China CA991 北京首都空港15:25→バンクーバー国際空港11:10
9/22(火) AirChina CA992 バンクーバー国際空港13:50→北京首都空港15:30(+1)
9/23(水) AirChina CA159 北京首都空港17:00→中部国際空港21:00
Skyscanner経由→DeNAトラベルにて¥75,800
(DeNAトラベル直からアクセスするよりSkyscanner経由の方が何故か安かった)
2016年3月15日より、カナダへ空路で入国する場合eTAの取得が必要になります。
Electronic Travel Authorization (eTA)
【宿泊ホテル】
YWCA ホテル バンクーバー
Booking.comで予約 306CAD
【オプション】
・パブ潜入 現地ガイドと夜のバンクーバーを行く!<バンクーバー発>【1人参加OK!】 50CAD
・[日帰りプラン] ビクトリアとブッチャートガーデン1日観光ツアー<フェアモントエンプレスホテルでの昼食付プランあり/バンクーバー発> / 【昼食なし】おすすめプラン (リクエスト予約) 195CAD
【携帯電話】
Xperia Z3 SO-01G + docomo
香港版 Xperia Z3 Compact +ChatSimWorld
HTC One E9+ + CMHK4G 2 in 1/ChatSim
iPad Air
Lenovo YOGA Tablet2 Windows
GLOBAL WiFi カナダ3Gタイプ
カナダはプリペイドSIMカードについて入手しづらく、WiFiルーターをレンタルした方が安心でしょう。
とはいえWiFiルーターをレンタルしたからといってどれだけでも使い放題というわけではないので注意が必要です。
ですのでサブ回線としてFacebookやLINEなどコンテンツを限定して使えるChatSimWorldは持っておくと良いかもしれません。
ローミングや現地SIMを検討している人は、料金だけでなく対応している周波数にも気にする必要があります。
というのも国内キャリアで発売されている端末はカナダの周波数とあまり相性が良いとは言えません。
おおまかに言えば3Gでは 850MHz, 1900MHzに対応している必要があり、LTEも1700MHz(Band4)など対応している必要があります。GSMに対応していれば最低限の通信は出来ますが快適さは程遠いでしょう。
その点iPhone6や6sであればLTEも3Gも対応出来ますのでおすすめです。
3Gで良いのであれば日本以外のアジア地域で発売されているSIMロックフリーな機種では対応していることが多いです。
カナダの各キャリアの周波数についてはこちらを参考に
SIMカードは不毛な地ですが、PayPassが数多く使えるところがカナダの特徴です。
2015/11/30までドコモスマートフォンのiD(PayPass)支払いで毎月30%現金還元(最大1万円まで)が有効活用できますので、DCMXを設定したドコモ版のXperia Z3(SO-01G)を持ち込みました。ドコモ版のXperia Z3はカナダではLTEも3Gも厳しいため電波的に期待はしていません。
行き先はカナダですが、CMHKのSIMを持ち込んだ理由は、トランジット中の北京で通信できるようにするためです。
先週ハルビンで最終日に30日200MBというプランを申し込んでおりその流用です。
旅行
早めにチェックイン
シルバーウィークということもあり、きっと混雑するだろうということで早めに出発。
今回は中型のキャリーもあるためバスでセントレアまで
中部国際空港6:33着のバスで行きました。
比較的早めにチェックインが開始されたため、混む前にチェックイン。
WiFiルーター受け取り
チェックイン後、GLOBAL WiFiのルーターを受け取りに行きました。
オープンは7時からですが、シルバーウィークということもあり人は結構いました。
ラウンジで朝ごはん
手荷物チェックやイミグレーションはまだ混雑する前でしたのでスムーズに通過できました。
少し時間に余裕があるため、セントレアのスターアライアンスラウンジへ。もちろんエコノミーですがプライオリティパスを使用して入場しています。
楽天プレミアムカードを作ると国内外の数多くの国際線のラウンジが無料で使えるプライオリティパスが発行できます。
年会費こそ発生しますが、国内外のラウンジが無料で使えると考えると結構簡単に元が取れるはずです。
それに初年度はポイントもらえますしね。
正直プライオリティパスのオマケの楽天プレミアムカードという位置づけになってしまっていますが…
セントレアでは国際線にある「スターアライアンスラウンジ」と「KALラウンジ」が使えます。
(余談ですが、国内線のラウンジは、楽天プレミアムカード側で入れます)
スターアライアンスラウンジは食事も提供していますが、基本炭水化物系のものばかりです。
スパゲッティ or チャーハン
唐揚げ、サンドイッチ、カップラーメン、おにぎり、お寿司(助六)…などなど
今回はLCCでもないですし、特に水などは購入せずそのまま搭乗口へ
出発
北京到着、もちろんラウンジへ
予定通り北京に到着しました。
トランジットには約4時間ありますので余裕があります。
昔は一度入国してからでないといけないみたいでしたが、今では特にそういうこともなく荷物はスルー、人間については専用の通路を通ることで入国せずにトランジットが可能です。
トランジットは出来るのですが、再度荷物チェックはありますので水は捨てる必要があります。
この日は、成田からの便が遅れていたようで、ニューヨーク行きが客を待っている状態で乗り継ぎの窓口から手荷物検査は混乱状態でした。
無事手荷物検査が終わると、あとは搭乗だけ。
まだ時間はありますのでラウンジへ…
先ほどセントレアで使ったプライオリティパスをここでも使用します。
特に北京ではその効果は絶大で、AirChinaの「ファーストクラス用のラウンジ」に入ることが出来ます。
他にも「ビジネスクラス用のラウンジ」もあり入ることは出来ますが、わざわざそちらに行く必要はないでしょう。
セントレアのスターアライアンスラウンジは正直冷凍食品を温めただけのような食事しか出ないのですが、こちらはもっといい感じ。サラダなどもあります。
とりあえず充電しつつ軽食もとり休憩です。静かで良いところです。
バンクーバーへ
北京からバンクーバーまで行きます。
予定通り搭乗は始まったのですが、いつまで経っても出発せず結局1時間位地上に居た気がします。
AirChinaのボーイング777-300でしたが、席下からAC電源が取れましたので、各種ガジェットの充電が出来ました。
フライト時間は10時間近くあるのですが、自宅のレコーダーから積みアニメをiPad Airへひたすら転送したため寝るかアニメ見るかといった感じでした。
中国の航空会社は機内でフライトモードにしたとしてもスマートフォン、携帯電話は使用禁止ですのでここはタブレットかノートパソコンを使用する必要があります。
機内でカナダの入国カードをもらえますが、書き方よくわからない人はここを参考に…
バンクーバーに到着
バンクーバーに到着しました。綺麗な空港ですが、ハイライトとしてはイミグレーションの時に「なんでそんなに短い時間しか滞在しないんだ!」と言われたところですかね…シルバーウィーク…
もう一つは飛行機内にα6000(ツァイスレンズ付き)を忘れてしまったことでしょうか。こちらは無事カウンターで受け取ることが出来ました。助かった…
カナダドルは持っていないため、とりあえず1万円分くらいATMで引き出しました。
使うカードはりそなデビットです。
結果的に言えばクレジットカードが使えるところばかりなので5000円分くらいでもいいのかなと。
支払いとチップについて
カナダでは、税金に加えて「チップ」が必要となります。。
とはいえ、すべての支払にチップが必要なわけではありません。
例えばファーストフードやフードコートはチップが不要なことが多く、スカイトレインのような交通系も不要です。
このチップがどの程度必要かとのことですが、税金の一つであるGST×3が目安とのことです(ガイドさん曰く)
チップを含んだ精算については、クレジットカード(IC付き)が便利です。
というのもCAT端末(日本でもよくあるPINコードを入力したりする機械)を操作する過程でどれだけチップを支払うか選ぶことが可能だからです。
日本では単純にPINコードを入力するだけですが、カナダのCAT端末は英語 or フランス語かといった言語設定、支払う料金の確認、チップの入力と結構客が操作する項目は多いため最初はちょっと戸惑うかもしれませんね。
タッチして決済できるPayPassの場合、基本チップがかからないような店でしか使うことが出来ない感じ。
バンクーバー国際空港(YVR)のセブンイレブンでSIMカードを買う
(空港→ダウンタウン移動が安いスカイトレインのチケットも買える)
最初にカナダはプリペイドSIMカードが入手しづらく…と書いたわけですが、バンクーバー国際空港では特にそういったSIMカードを売ってる窓口やキャリアショップがありません。ダウンタウンまでいけばいくらでも買えますが…そもそも大して安いわけでもないのでやる気が…
唯一入手できる方法としては、空港のセブンイレブンでセブンイレブン自身がMVNEとなっているSpeakOutのSIMを入手することでしょう。
国際線到着ロビーから若干不便な場所にあるので行き方を説明します。
1.カナダ国内線の出発ロビーを目指す
Canada Flightsを目指そう
このようなチェックインカウンターが現れる。
そのまま進み、下へ降りるエスカレーターを探す。
ここでSpeakOutのSIMが購入できます。端末セットもあり。ただしSpeakOutは3Gまでしか対応していないようなので注意。LTEも使いたいのであればダウンタウンまで通信はおあずけです。
とはいえ今回私はWiFiルーター運用でしたので買ってません。なので使い方は私もわかりません。
次に空港からダウンタウンまで移動するスカイトレインのチケットもお得(理由は次説明)に購入できますのでSIM目的じゃない人も行ったほうが何かと便利なのかもしれません。
スカイトレインでダウンタウンまで
空港からは列車で移動です。
スカイトレインを使えばバンクーバーのダウンタウンへ素早く簡単にアクセスが出来ます。
また、料金がゾーン制で3段階(もしくは1DayPass)くらいしか無くわかりやすい。
これはスカイトレイン以外にもバス、シーバス(海上バス)も含まれておりゾーンだけ把握しておけば
殆どの交通手段が使えるということになります。
そして券に記載された時間までは乗り放題となります。
つまり時間内であればそのままウォーターフロントへ行ってからチャイナタウンへ移動したとしても最初の空港からのゾーン2チケットでOKです。
空港からダウンタウンへ行く場合「だけ」注意したいのですが、「通常より料金が高い」です。
観光客向けにカネを取ろうって感じなのでしょうけれどこれはちょっと…
この対策としては先程説明した空港内のセブンイレブンで回数券もしくは1DayPassを購入することで回避出来ます。
到着時間にもよりますが、とりあえず空港発でゾーン2のチケット買うくらいならセブンイレブン1DayPass買っておいた方が良いと思います。
セブンイレブンでは日付なしの状態で買えますが、乗るタイミングで券売機付近にある機械に通して日付を入れてください。そうしないと無賃乗車になってしまいます。
券売機は日本語にも対応していますので特に問題は無いと思います。
しかしクレジットカードの使い方には「コツ」があるので注意。
券売機でクレジットカードを入れてくださいとなり、カードを挿入してもそのまま放置しないことが重要です。
カードを挿入してなにかランプがついたらすぐ抜いてください。
私は画面には何も表示されないためそのままカードを挿しっぱなしにしたらタイムアウトになってしまい毎回失敗していました。
詳しくはこちらのサイトが参考になります。
オプショナルツアーに参加
今回は、航空券と宿を自分で手配していましたので、基本自力です。
ただ、せっかく来たのだからそれなりに観光はしておかないと…ということもあり2つ単独参加可能なオプショナルツアーに参加しました。
1つ目:パブ潜入 現地ガイドと夜のバンクーバーを行く!<バンクーバー発>【1人参加OK!】 50CAD
こちらは、ガイドさんとパブへ行くツアーです。
基本、行く場所は「当日決める」スタンスですので、どこへ行くかは参加者次第。メニューは自分で選び、支払いも自分持ちです。
今回シルバーウィークでしたが、2人組の夫婦x2と私(ボッチ)の合計5人が参加しました。
この日はちょうどBCプレイスでサッカーの試合後ということもあり多くのお店は満員!ということで、ちょっと郊外までバスに乗って行きました。
どちらかといえば酒よりも現地情報とかマナーとか文化、そういったところをまず吸収したかった目的で参加しましたが、とても充実した夜を過ごせました。もちろんビールもうまかったですよ!
バンクーバー到着日に参加がオススメです!
2つ目:[日帰りプラン] ビクトリアとブッチャートガーデン1日観光ツアー<フェアモントエンプレスホテルでの昼食付プランあり/バンクーバー発> / 【昼食なし】おすすめプラン (リクエスト予約) 195CAD
こちらはJTBが主催で、いわゆるその時だけツアー客に混ざるようなヤツです。
集合場所はハイアットリージェンシーでした。
バンクーバー島(ダウンタウンとは別)へは、BCフェリーにも乗らなきゃいけないし、そこからのアクセスもいろいろ面倒なため1日消費してそのあたりをまとめてまわっちゃえ!というツアーです。
VELTRAのレビューを見る限りではビクトリア市街の自由時間が限られており、拘束時間が少ない昼食なしがいい感じでしたので私はそっちを選択。
昼飯なしでも、ガイドさんが周辺のスポットを記入した地図をくれるので安心です!
GoogleMapをフル活用
バンクーバーはバス路線が充実しており、比較的どこへでも行きやすいです。
もちろん、SkyTrainと同じチケットが使えますので料金的にもお得です(物価的にそもそも高いということは置いておいて)。
ただ、どこへでも行きやすいということは、それだけ選択肢もたくさんあるわけで私のような慣れていない人には路線を覚えるのも一苦労。
そこでGoogleの提供するGoogleMapを使うことで利便性が一気に向上します。
GoogleMapはバンクーバーのバスの乗り場の案内はもちろん、そのバスが定刻通り走っているかも知ることができます。
ツアーに参加せず自分でどこかへ行きたいなんて人には心強いツールとなることでしょう(だからモバイルインターネット環境は揃えておくべき!)
朝飯はTimHoutonsで
今回、ホテルの宿泊プランには食事がついていないため自分でなんとかする必要がありました。
特に朝となると、なかなか店も開いていません。
となるとファーストフード系になるわけですが、マクドナルド、スターバックス、A&W(あっても沖縄ですが)は日本にもあるのでなかなか行く気になれずTimHoutonsばかり行っていました。
このTimHoutons、カナダ最大とも言えるファーストフードチェーンで現地の人も多く利用しています。
市内はもちろん、空港にもあり覚えておいて損はないチェーン店です。
PayPass支払いも可能です。
帰りのバンクーバー国際空港でもプライオリティパスを活用
バンクーバー国際空港では、プラザプレミアムラウンジがあります。ここもプライオリティパスで入場することができます。
ここは、香港国際空港にもあり、私としては馴染み深いラウンジです。
香港のプラザプレミアムラウンジよりも食事類は充実していました。
また、ケーキなどデザートもありなかなか良かったです。
ギリギリの北京トランジット
今回の旅程では、帰りの北京での乗り継ぎ時間は1時間半しか設定されていません。
更に北京といえば遅延が日常茶飯事な空港として有名ですが、今回も約30分近く遅延してしまいました。
となると乗り継ぎ時間は30分、ボーディングタイムは30分前ですから実質時間は30分しかありません。
もちろんラウンジなど行かず、全力でダッシュしてギリギリ乗れました。
しかし、人間は間に合っても荷物が間に合わなかったらしく、ロストバゲージです(ロストでもないのだけど)。
ただ、今回はここが保険適用されたため、特に痛手もなく逆に保険にかかった費用+α返ってきたため最終的には良かったかなと。
最後に
いつもはアジア近辺しか行けないのですが、久しぶりにそれ以外へ行くことができました。
カナダはヨーロッパ諸国と比較して料金もややリーズナブルかつ時間も比較的短く行くことができちょっとアジアに飽きたな…なんて思った人には良いかもしれません。
ただ、モバイル環境については「厳しい」ので十分下調べはしておくべきでしょう。
今回はバンクーバーだけでしたが、来年のGWで今度はバンフも入れて再チャレンジしたいと考えています。