2016年~2017年基準の内容となります。現在とは内容が異なる場合がありますので注意してください。
スーパーフライヤーズカード(SFC)修行は、割引運賃(積算比率75%)を使って名古屋-沖縄(那覇)21往復必要でした。
今回はどうやってプレミアムポイント(PP)を稼ぎ、どういった旅程を組むか紹介します。
まず、どこが距離を一番稼げるか確認しよう
最寄りの空港から一番距離の稼げる空港を探します。
殆どの人の場合は沖縄方面が最適でしょう。
セントレア(名古屋)から代表的な行き先のPP状況は以下のとおり
札幌:921PP
福岡:521PP
沖縄:1,213PP
石垣:1,566PP
※利用運賃7 – 旅割(旅割Xを除く)利用想定
ここで一番稼げる空港が第二の拠点とも言える空港になるかと思います。
単純に最も稼げる空港は石垣ですが、便や利便性を考えると沖縄(那覇)かなと思います。
国際線乗り継ぎ&アジアで稼ぐ
2018年10月1日搭乗分より、国内線区間の積算マイルが改悪されています。ご注意ください。
国際線は実はPP積算率が50%なので一見あまりオトクに見えないかもしれません。
実は、国内線の乗継が結構オイシイのです。国際航空券(国内区間)は旅割よりも積算率の高い100%。
なので名古屋発を例とすると、
名古屋→沖縄(那覇)を旅割で片道1,213PP
沖縄(那覇)→東京(成田,羽田)で片道1,968PP
東京(成田,羽田)→シンガポールをSクラス(エコノミー)で片道2,484PP
で往復した場合11,330PPゲットすることが出来ます。
たったの3日~4日でノルマの1/5に相当するPPが手に入るのは魅力的ですね。
国内線乗り継ぎで出来るだけ長く距離を稼げるようにするところがポイント。
あとは国際線部分は効率が悪いので一番近い韓国へ行くのもありですし、比較的長距離で稼げるマレーシアやシンガポールへ行くのも良いでしょう。
自分の行きたい国かどうか?、最終的な値段はオトクか?で判断すれば良いかと思います。
PP単価を確認してオトクかどうか把握する
航空券には沢山の種類が存在しており、スーパーフライヤーズカードを取得する上である程度定石はあるものの。確実にどれを選べば正解!とは言い辛い状況です。
そこでPP単価と呼ばれる単位を使ってオトクかどうか把握しましょう。
PP単価=航空券代/得られるPP
となります。
例えば
名古屋-沖縄までANA3769で旅割75の\10,610を選択すると、1,213PP
この場合は10,610/1,213=8.75…なのでPP単価は8.75となります。
一般的にPP単価10以下に収まるよう目指したいところ。
プレミアムクラスを使ってPPを増やす
ANAのプレミアムクラスを使うと、積算比率が上がるため効率的にPPを稼ぐことが出来ます。
ただ、その分価格が上がってしまうためPP単価をよく確認しましょう。
プレミアム旅割28だとANA303で\28,810を選択すると、2,422PP(\16,810が空いていれば…な)
この場合は28,810/2,422=11.89…なのでPP単価は11.9となります。
今回の例の場合、PP単価こそ上がってしまいますが、普通席より優雅な旅が楽しめることは間違いないため多少高くても許せてしまう人もいるのでは??
もちろん、逆にPP単価が安くなることもありますから要チェックですよ。
株主優待の場合、さらに安くなる場合が多いですがANAの株主になるか、金券ショップやヤフオクで優待券を入手する必要があります。私はANAの株主のため半期に2枚ほどもらえますが、実際ヤフオクで落札すると2016年11月現在、1枚あたり\4,000程度が相場のようです。
旅行にANAフライトを含めてアレンジしよう
SFC修行あるあるですが、1日のうちに例えば東京-沖縄間を何回も往復してPPを稼ぐ方が居ます。
個人的にいきなりやるのはもったいないと思います。
せめて旅行…したいですよね。
どうせやるなら最後の最後でどうしてもPPが足りない時やりましょう。
沖縄で遊ぶ
基本となる旅程です。
土日だけ、もしくはプラス1日程度有給休暇を取得することで沖縄を単純に遊びます。
沖縄で何をやるか?がポイントになるのですが、私は今回の修行でダイビングのCカードライセンスを取得しようと考えています。
移動するだけだと苦痛ですが、そこで何をやるか考えるだけで見方が変わってきますよ。
沖縄経由で目的地へ
1年の間に例えば東京へ行く用事もあることでしょう。
そこで通常なら新幹線や高速バスを使って行くところを
名古屋→沖縄(那覇)→東京(羽田)
のように移動するのもアリだと考えています。
幸いなことに飛行機は速い乗り物ですから、意外と時間のロスは小さかったりします。
もちろんスケジュールや料金の関係もありますから、往復沖縄を経由しなくても片道だけでも良いでしょう。
飛行機でこのように動いてしまうと、2万円~3万円程度片道でかかってしまいますが本来別の交通機関で使う予定の予算を修行に充てることができるのでオトクな気分になれるかと思います。
沖縄経由で海外へ
2018年10月1日搭乗分より、国内線区間の積算マイルが改悪されています。ご注意ください。
国際線乗継をうまく活用して東南アジアへ行き、一気にマイルをゲットというのも良いですよね。
過去はシンガポールで着いてすぐ戻るSINタッチといったテクニックが流行りましたが国内線経由便まわりが対策されました。といっても今でもSINタッチという呼び名は変わりませんがw
とはいえ3日間あれば名古屋→沖縄→東京→シンガポール(1日滞在)→東京→沖縄→名古屋が可能ですから活用していきたいところ。
↓実際にやってみました
SFC修行 2016@2回目 NGO→OKA→HND→NRT→SIN往復 – 平日サラリーマン休日トラベラー
SFC修行 2016@8回目 名古屋発シンガポール修行 – 平日サラリーマン休日トラベラー
海外発にすると安い
2018年10月1日搭乗分より、国内線区間の積算マイルが改悪されています。ご注意ください。
通常航空券は日本から出発しますから、日本→海外→日本という順で購入すると思います。
ここを海外→日本→海外というようにすると安く買える場合があります。
今回は例として2017年2月の平日(料金が安そうな日)…ということで2/8発-2/15着で検索をしてみました。
例1:沖縄→羽田→クアラルンプール→羽田→沖縄
この場合、那覇-羽田が積算比率100%なので1,968PPx2
羽田-クアラルンプールが積算比率50%なので2,503PPx2
合計8,942PPがゲットできます。
運賃が\67,260なのでPP単価は7.5になります。これでも国内線の旅割75基準で見ても悪くは無いですよね。
例2:クアラルンプール→羽田→沖縄→羽田→クアラルンプール
ここで旅程を逆にしてクアラルンプールから出発して沖縄へ観光へ行く外国人気分に浸ると…なんと\47,360に。
その差額\19,900!結構デカイですよね。
となるとPP単価は…5.3
なかなか驚愕な数値が出てきます。
クアラルンプール発にしなければいけないため、結局日本からクアラルンプール往復の航空券を用意しなければいけません。ご注意ください。
もちろんここの両端にくっつける旅程でもPPを稼ぎたいところですが、別にANAでなくても同じスターアライアンスメンバーの中国国際航空(AirChina)などを組み入れても良いかもしれません。
予約はどこでする?
基本的にANAのサイトで予約する人が多いと思いますが、基本的に正規割引運賃であればどこでもANA公式と同じPPをゲットすることが出来ます。
ANA以外のサイトだと
JTB
などなど…
ANAのサイトでは出てこない経路もありますし、サイト独自の割引キャンペーンを実施していることもあります。
ですから、ANA公式サイトだけでなく複数サイトでチェックするのもアリでしょう。
(当たり前ですがANAもしくはスターアライアンスの便を選ばないとダメですからね)
次回は、陸マイルなど少しでも金銭的な負担を減らすテクニックを紹介したいと思います。
ポイントサイトでSFC修行コストを削減! – 平日サラリーマン休日トラベラー