現地のお金がないと、詰む
海外到着時、多くの人が最初に両替をするかと思います。
両替所は24時間営業しているような栄えている場所なら良いのですが、ちょっと過疎っているような場所では深夜着で両替出来ない場合もあります。そんな時はATMが便利!
ただクレジットカードのキャッシング枠を使うのは心配…という人も居るでしょう。
そこで出番となるのがデビットカード。
利用後即時口座から引かれますので金利は発生しません(即返済というイメージでいいかも)
世の中にはVisaやマスターのデビットカード、プリペイドカードが沢山発行されているのですが私はこれまでりそなVisaデビットカードを利用してました。
りそなVisaデビットカードを選んだ理由としては、トランザクション毎の手数料が無料な点。
両替レートもVisaレートに2.5%手数料上乗せしただけなので細かくお金を下ろしても問題ありません。
(タイなど国によってはトランザクション手数料が別途定められている地域もあります)
一方、つい先日、私がサブバンクとして使っている住信SBIネット銀行が新たにVisaデビットカード機能付きキャッシュカードの提供を開始したため、今回はこの2つに優劣があるのか比較することにしました。トランザクションの手数料無料や、Visaレートに2.5%上乗せという点についてはこちらも同条件です。
・りそなVisaデビットカード
・住信SBIネット銀行 Visaデビット付キャッシュカード
2/19 香港国際空港で試す
まずはHSBCのATMでチャレンジ。
【200香港ドル引き出し】
・りそなVisaデビットカード→リジェクト
・住信SBIネット銀行 Visaデビット付キャッシュカード→成功 ¥3,010
後日調整で-\23
よって住信SBIネット銀行 Visaデビット付キャッシュカードのレートは1香港ドル=\14.935
いきなりりそなVisaはリジェクトを食らってしまいました。実は前回も結構リジェクトを食らっており怪しいとは思っていたのですが…その点住信SBIネット銀行 Visaデビット付キャッシュカードはちゃんと両替出来ました。同じブランドなのに興味深いですね。
また、住信SBIネット銀行はWebから上記の画像のようなレポートが出力出来ますので換算レートから手数料がいくらかかったか良くわかります。
その後中国銀行(香港)にて
【200香港ドル引き出し】
・りそなVisaデビットカード→成功 ¥3,010
【300香港ドル引き出し】
・りそなVisaデビットカード→成功 ¥4,515
後日調整-\34
よってりそなVisaデビットカードのレートは1香港ドル=\14.982
それぞれ銀行こそ違えどVisaレートが適用されているため両者手数料的にはほぼ同等と見ても良いでしょう。
Visa”クレジットカード”の場合
デビットカードではなくクレジットカードの場合どうでしょう。
今回2/19にLumia 950XLを決済したセゾンMileagePlus(Visa)が4,876香港ドル→\72,218となり、1香港ドル=\14.81となりました。
クレジットとデビットの差は1香港ドルあたり\0.1程度しか違いはないため何としてでもクレジットカードで払う!と意気込まなくても良いのかもしれません。
2/20 街で試す
念のためもう一度チャレンジ。
今回はMTR深水歩駅にある中国銀行(香港)のATMで試してみました。
それぞれ600香港ドル引き出します。
・りそなVisaデビットカード→成功 \8,963
・住信SBIネット銀行 Visaデビット付キャッシュカード→成功 ¥8,962
1円差はありますが、誤差範囲でしょう。
(今のところ)住信SBIのVisaデビが安定か?
りそなについてはHSBCでのリジェクトがやはり痛い感じ。
住信SBIは今のところリジェクトが無い上にWeb管理画面で詳細が把握できるため個人的な印象は良いです。
よって海外出金については住信SBIをメインで使っていこうとは思いますが、またどこでリジェクトされるかは未知数なのでしばらくは2枚で対応していこうかなと思っています。
ちなみに、りそなVisaデビットカードは年会費500円+税かかりますので注意が必要。
ただ、一応救済策はあり入会2年目以降、1年毎に期間中1回以上ショッピングでのご利用があった場合、りそなクラブの500ポイントがプレゼントされます。