平日サラリーマン休日トラベラー

休日くらい旅行したい!

チェコ ポーランド 旅のTips 旅行(海外)

プラハ – ワルシャワ間を走る夜行列車 EuroNightに乗る

投稿日:2019年7月29日 更新日:

ヨーロッパの走るホテルといえばオーストリアOBBによるNightjetが有名です。私も昨年乗ってから少しハマってしまいヨーロッパをまわるならどこか夜行列車を組み込みたい!なんて思うようになってしまいました。
今回、再びヨーロッパを訪れる機会があったので、チェコ鉄道のEuroNightに乗ってみました。

前回OBB Nightjetに乗った記事は↓
ヨーロッパの走るホテル、OBB Nightjetに乗る

チェスキー・クルムロフ帰りにプラハ中央駅(Praha Hl.N.)へ

ここから夜行列車でポーランドのワルシャワまでワープするのが今回の目的です。

乗る列車はEN 443 Slovakia /EN 406
目的地のワルシャワではIC 406という名前で到着します。

行き先じゃなくて列車名を見ましょう。

先頭の機関車(CD Class 150)

ホームには車掌さんが待っていますので、印刷した乗車券を見せて乗り込みます。

中に入ると、うーん既視感。

Sleeperを1人で使った場合の部屋です。

スペック上3つベッドを搭載できるので、1人で使うと縦方向の開放感がすごいです。

洗面所もあります。水は出が悪かったイメージ。

ドアにはなぜかCityNightLine時代のシールが...。
そう、かつてドイツを走っていたCityNightLineの寝台車がチェコへ移籍したようです。

コンセントは洗面所にもありますが、電力制限がかかっているためベッド下にある方がおすすめ。

今回の寝台車はSiemens Transportation Systems製のWLABmz

通常のSleeperには部屋にトイレが搭載されていないので、共用のトイレを使います。

ちなみにトイレの横に共用のシャワールームもあります。
最初は全くに近いほどお湯というか水すら出ませんでしたが、後半改めて訪れるとそこそこ出ました。途中で補給でもしたのでしょうか。

チェコで最後の停車となるボフミーン駅
この先からEN 406に変わりポーランドへ入ります。

ヨーロッパの鉄道あるあるな風景ですが、朝起きると広大な農地を爆走している様子はなかなか新鮮です。ちなみに携帯の電波も危うかった。

ワルシャワ到着1時間前くらいに朝食とコーヒーが提供されます。

Nightjetより安いし何もないだろうと思い込んでいましたが、ちゃんと提供されてビックリです。

だんだん都会になってきて

ワルシャワに到着!

先頭の機関車はシーメンスのユーロスプリンター(ポーランド国鉄 EU44形)になっていました。

ぐっすり寝られて起きたら次の目的地...
純粋な旅としても効率を考えてもやめられません。

チェコ鉄道のEuroNightを予約する(1人個室で約1万円)

このEuroNightですが、チェコ鉄道のホームページから予約が可能です。

Homepage | České dráhy

FROMにPraha hl.n.
TOにWarszawa Centralna

と入力して好きな日付で検索

ワルシャワへ行く前にクラクフへ行きたい人はTOにKrakow Glownyと入力しましょう(途中で降ります)。

すると乗換なしでワルシャワへ行けるEN 443が見つかるはずです。
緑色のカートボタンを押します。

そのままContinueを押します。
現時点ではまだ普通の席の状態です(寝台でも個室でもない)。

このAdditional servicesが重要で、Free reservationsの横のModifyを押します。

すると、シート種別が選べます。今回は個室寝台を選ぶのでSleeperを選びます。部屋の中にシャワーとトイレも欲しい人はSleeper deluxeを選びます。

この状態だと1つの部屋に3つのベッドが設置される状態となります。ですから例えば1人で使う場合は他の人と共同で使うこととなります。
運良く他の人が来なければ個室状態なんですが...。

確実に1人で使いたい場合はここで右の鉛筆マークを押して...。

singleを選択します。

最後にFinishedを押せばOK。

最終的にこんな感じになりました。

再びFinishedを押します。

乗車券754CZK+個室寝台(1人利用)1,274CZK=2,028CZK(日本円で約1万円)

となります。あとはこのままクレジットカードで支払いや部屋の指定を行えば完了です。
乗車券となるPDFを印刷しておくと確実です。

前回のOBB Nightjetはミュンヘン – ケルンで139ユーロ(日本円で約1万7千円)でしたからほぼ同じ装備で7千円も安いのはかなり魅力的。
ヨーロッパの宿泊で1万円となると、安いビジネスホテル相当のイメージですから同程度のコストで夜のうちに移動もできちゃうことも考慮するとかなりコストパフォーマンスが高い選択肢となるのではないでしょうか。

-チェコ, ポーランド, 旅のTips, 旅行(海外)

執筆者:


  1. […] ポーランドのワルシャワまで移動できるEuroNightもおすすめです。 こちらは同様にSleeperを1人で使っても料金が1万円程度とお得です。 プラハ – ワルシャワ間を走る夜行列車 EuroNightに乗る […]

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

Apple SIMを香港で使う!iPadはSIMライターだ

日本からも行きやすい国、香港。 SIMフリーが「当たり前」なこの国はプリペイドSIMの調達も簡単です。 例えば香港国際空港のイミグレーション前にあるコンビニ(セブンイレブン)でもSIMカードは入手可能 …

シンガポールへ行ったらStarHubのプリペイドSIMをゲットしよう(2018年版)

SINタッチでお馴染み、シンガポールの携帯キャリアとなるStarHubのプリペイドプランが旅行者にかなり便利ですので紹介したいと思います。 StarHubのプリペイドSIMは当たり前ですがシンガポール …

ANA上級会員の目玉?プレミアムエコノミーへアップグレード

2019年9月で本サービスは終了となります。ご注意ください。 ANAのプラチナ、スーパーフライヤーズ(SFC)以上のステータスの場合、エコノミーからプレミアムエコノミーへのアップグレードが追加料金無し …

台灣大哥大(Taiwan Mobile)が計日型のチャージ対応に

台湾での通信手段といえば以前はモバイルルーターやローミングが一般的でしたが、SIMフリースマートフォンがここまで普及すると、じゃあ現地のSIMカードを挿し替えて使ってみようと思う人も多いと思います。 …

広州で作ったICBC(中国工商銀行)の口座を上海でパスポート更新

タイトルが分かり辛い… 今回、中国の銀行口座に紐付けられているパスポート情報を新しい物に変更するために中国へ行きました。 というのも、古いパスポート情報のままでは口座が凍結されるリスクはもちろん、Al …