セントレアからも就航しているLCC、香港エクスプレスですが強烈に安いセールを何度も開催していていつも目が離せません。
このセールですが、サラリーマンにも優しい金曜日~月曜日もセール対象になっていたりするので私のような人にも嬉しい航空会社です。
旅の準備
今回はセールで往復7,800円でした。
10/31 UO 657
11/2 UO 656
香港エクスプレスのセールは何かしら予告があり、日本時間の午前1時にスタートします。
予約するときは覚えておきましょう。
今回はインサイトという九龍のホテルにしました。
香港のホテルはとても高いのである程度のクオリティを求めると安くても1万円からといった感じ。
このインサイトは1万円より安く画像を見る限り綺麗そうなので選択しました。
フライト的に行きは10/31 13時半セントレア発、帰りは11/2 8時香港発なので帰りの朝がすごくキツイ&ツライです。
なので1泊はホテルに泊まるけれど、2泊目は空港で過ごすことにしました。寝坊防止に加えてコストも抑えられる我ながらナイスアイディア。
また、持ち込む端末は以下のとおり
iPhone6S 64GB (docomo版アンロック済み)
Xperia Z3 Compact(香港版)
ALCATEL onetouch idol3(国内版)
Xperia Z3 (ドコモ版 PayPass用)
iPad mini4 64GB(docomo版未アンロック)
※もし深センに行く場合、税関で大量のスマホを持っているとひっかかる可能性もありますので出来れば減らしていきたい。
旅行
1日目
いつもどおりセントレアに付きました。比較的余裕のある時間に行ったのですがこの行列…いやー予想外。
出発前の休憩と昼食でラウンジへ!
さっさとイミグレーションを抜けてスターアライアンスのラウンジへ行きます。
LCCだけど入れる理由は楽天プレミアムカードで発行できるプライオリティパスがあるからです。
楽天プレミアムカードは年会費こそ発生しますが、国内外のラウンジが無料で使えると考えると結構簡単に元が取れるはずです。
それに初年度はポイントもらえますしね。
正直プライオリティパスのオマケの楽天プレミアムカードという位置づけになってしまっていますが…
セントレアでは国際線にある「スターアライアンスラウンジ」と「KALラウンジ」が使えます。
(余談ですが、国内線のラウンジは、楽天プレミアムカード側で入れます)
スターアライアンスラウンジは食事も提供していますが、基本炭水化物系のものばかりです。
今回は初めてみたいのですが、カレーライスでした!カレー好きなので嬉しい。
からあげもあったのでカレーと混ぜて唐揚げカレーを作成。うまいうまい。
ボーディングタイムが近づいたら、搭乗口へ移動します。
LCCなので水はもちろん購入しました。
香港エクスプレスのA320
i-Simで空港からSIM屋台まで暫定的に通信する
香港に着いたらさっさとSIMを購入して通信したいところですが、空港で売っているSIMは高いです。
厳密には定価なのでぼったくられているわけではないのですが、SIM屋台に行けばもっとお得に購入できるため
私はいつも空港では購入しません。
じゃあそれまでの通信どうするの?となりますが、ここは広告モデルで無料のSIMを発行しているi-Simを発行してもらいます。(私の場合、常時香港SIMのストックは持っているので特に困りはしないんですけどね…)
i-Simを簡単に説明すると
・発行無料
・有効期限7日
・回線は3Gのみ、3HKの回線使用
・広告をみるとデータ使用可能容量がチャージされる
こんなところです。
ターミナル1の到着カウンターに窓口があり、そこで発行できます。
素通りしてエアポートエクスプレスに乗らないように…
あらかじめ到着時刻が予想出来るのであれば
このページを参考にi-Simのアプリを入れて予約をしておくと優先的に手続きしてくれるかもしれません。
今回はiPad mini4にi-Simを入れました。
docomo版でロック解除していませんが、iPhoneとは違いiPadに関してはSIMロックは日本国内のみなので、世界ではSIMフリー扱いです。日本だけロックと言っても過言ではありません。
※アプリは予め使う機器にインストールしておくと作業が楽です
Eバスで「安く」SIM屋台まで移動
空港から街への移動手段はエアポートエクスプレスかバスが主な方法です。
いつもはエアポートエクスプレスでさっさと移動するのですが、手持ちに中途半端な残高のOctopusがあったのでこれで移動できる手段…となるとバス、そのバスの中でも一番安いEバスに乗ります。
Octopusは日本で言うSuicaみたいな交通系非接触ICカードです。
日本と同じFelica方式を採用していて、実はSuicaよりも早く実用化されています。
交通系はもちろん、コンビニ、スーパーでも使えますのでとりあえず1枚は必ず入手しておきたいですね。
香港国際空港ではエアポートエクスプレス入り口前の円形のカウンターで発行が出来ます(結構並んでます)
深水埗が目的地なのでE21に乗ります。14香港ドルとお安い。
2階建てバスです。もちろん眺めの良い2階の先頭席をゲット。
Eバスは直接街へ行かず、いろいろな周辺の場所を経由しながら進みます。
エアポートエクスプレスの2倍は時間がかかりますが、安いのでよしとしましょう。
地元の方が多く利用されているようであんまり観光客っぽい人はみかけません。
GoogleMapなどで位置を確認しながら深水埗が近くなったら1階に降り、降車準備をします。
降車時Octopusのタッチは不要でした。
SIM屋台はこのあたりですので、ここを目指して歩きましょう。
こんな感じの風景です。場合にもよりますが、駅から離れれば離れるほどSIMの値段が安くなる傾向にあります。
今回は中国移動香港(CMHK)の旅行者向けのSIMカードを入手。30香港ドル~35香港ドルで購入できます。
このSIMカードは、最初の2日間は500MBまで無料のボーナス+1日定額28香港ドル(あらかじめ46香港ドルチャージ済み分から使用)で合計3日は使えます。動画のストリーミングなどせず、そんなに通信しないならこれで今回の旅行はカバー出来ます。
購入時にSIMカードのサイズはちゃんと見てから購入しましょう。3サイズ対応品が増えてきましたが、まだまだnano非対応の商品も結構あります。
殆どのSIMカードは挿せば勝手に使えるのでとても便利ですが、別のプランを選択する場合はダイヤル操作が必要になります。
ちなみにドコモブランドなど国内端末をアンロックした場合は自分でAPNを入力する必要があります。ちょっと面倒ですね…
もし深セン(中国)に行く予定があるなら香港と中国両対応のSIMも要チェックです。
ちょっと値段は高いですが、それでもショップで買うよりは断然安いです。
写真左上のCMHKの100香港ドルのSIMカードは中国でも4Gが使えておすすめですが、3GはTD-SCDMA、4GはTD-LTEと日本の端末ではほぼ対応していない方式や周波数を使っていますので要注意。iPhone6sや6であれば対応してます。
安定のシンフォニー・オブ・ライツ
SIM買ってなんか満足した感じでしたが、何か香港で観光しなきゃ!ということでシンフォニー・オブ・ライツを見に行きました。
シンフォニー・オブ・ライツは20時ごろから13分間レーザーをふんだんに使ったショーが楽しめます。
だいたいこの付近から海を見れば楽しめます。
最寄り駅としては尖沙咀なのですが、私が駅内で小走りしている時に既に20時。
間に合わないか…と思ったのですが、なんとかなりました。
ホテル着!
ホテルは尖沙咀にあるので、そのまま歩いていきました。
香港のホテル(安い)はビルの一角にあるようなところばかりですので、外からホテルと認識することは厳しいです。
私も何度の入り口を通りすぎてしまいましたが、なんとか到着することが出来ました。
今回泊まったインサイトでは、デポジットが現金Onlyで200香港ドル求められてのでちょっと焦りました。
(普通クレカでいけるよね?)
手持ちで200香港ドル以上あったのでなんとかいけましたが、なかったらどうなったのだろう…
部屋はまぁコンクリな感じで窓なしの部屋ですが、清潔感はありましたのでいい感じ。
ただ、香港のホテルあるあるなんですが、歯ブラシが無い…なので買いに行きました。
コンビニよりもやっぱスーパー、安いもんね。
PayPass支払い対応です。
香港の屋台メシ
香港料理っていうのは無いのですが、香港の屋台はやはり地元の味のような物があります。
既に0時過ぎですが、まだまだ活気あふれています(さっきのスーパー付近)
豚の大腸を巻いたものなんですが、これがまたうまい…
あとは定番の魚肉ボール(カレー風味)
2日目
尖沙咀での朝ごはんはいつもここです。
肉がのった出前一丁+パンたまごウィンナー+冷たいミルクティーって感じです。
今日は深センへ行こう
今日はいきなりですが、中国の深センまで行きます。
私のようなPCや携帯電話が好きな人にはたまらない場所があるので…
手軽なMTRで深センまで
深センまではバスやMTR、船などいろいろ方法はありますが、今回はMTRを使います。
深センまで結構距離もありますから、出来れば着席して行きたいところ。
なので東鐵線始発の紅磡からの乗車を狙います。
尖東から紅磡経由、羅湖もしくは落馬洲行きに乗ります。
ぶっちゃけどっち行きに乗っても深センの電気街にはいけますのでそこまで心配する必要はありません。
深センの電気街
香港からイミグレーションを経て深センへ移動したら、深センのMTRに乗り、上記の华强北へ行きます。
付近にMTRの路線は複数通っており、华强路、华新でも余裕の徒歩圏内ですので問題ありません。
华强北だとちょうど中心に出られる程度です。
付近のビルの中にはスマホアクセサリーなどがギッシリと詰まっており、とにかく楽しいです。
もちろん値段も格安で、日本で売っている商品も驚きの値段で買えてしまうことも。
というのも日本で輸入系のスマホアクセサリーを仕入れてくる人たちもここで買うことが多いですから安いのは当たり前ですね。
買うときは1個というより、出来れば5個、10個以上でも見積もってもらうようにしましょう。
2個買っても5個買っても値段ほとんど変わらない事もありますので…
私が訪問した時点ではまだ発売されていないiPad Proのケース
記事投稿時点でまだ発売されていないLumia950XLのケース
今回は小米(シャオミ)のBluetoothヘッドセットを購入。
A2DPも対応していて日本円で1500円くらい。パッケージがめっちゃ豪華…
昼食は安定の家楽縁
深センでのメシ事情はなかなか難しく、英語すら通じないことが多くあります。
今回の家楽縁も別に英語が話せるわけでもないのですが(そもそも私は日本語しか話せない…)、基本指差しでコレ、コレとチョイスしていく方式なので話さなくても良いんです。
値段も香港と比べたら安いですよ。しかも結構うまい。
この店を紹介してくれた山根博士がアスキーで記事を書いていますのでそちらも是非チェックを
考えるな、感じろ! 中国・深セン電脳街で寄りたい学食系レストラン“家楽縁”の作法
場所はbaiduのストリートビューもどきだとココ
香港に戻り旺角でお買い物
深センを堪能した後は、MTRの旺角東で降り、香港で携帯電話といえばココ的な先達廣場へ行きます。
今回はここでXperia Z5 Compactを購入しました。
香港では黄色が売っていないらしく、なぜか香港で台湾版を買うという事態にw
そこまで頻繁に香港へ行ってるわけでもないのですが先達では2店舗くらい店員に覚えられています。
顔覚えるの得意なんだな~といつも関心しています。
先達ではクレジットカードももちろん使えますが、提示値段から更に5%上乗せされるため注意。
私はりそなデビットで一度ATMから現金入手して支払っています。
先達近くのCitibankのATMがおすすめです。なんといっても日本語対応だから。
宿は無い…だからインタウンチェックインで空港の制限エリアに早く入る
今回2日目の宿はありません。なのでもう空港に向かいます。
とはいえチェックイン開始は2時間前なので普通は制限エリアに入ることは出来ません。
そこでインタウンチェックインという裏ワザを使い、制限エリアに入りラウンジで休む計画です。
インタウンチェックインは出発日の1日前から出発時間の90分前まで可能になります。
インタウンチェックインは九龍か香港しか出来ません。ですから今回は九龍へ行きますが旺角からMTRで行くとすごく遠回りになってしまいます。これはどうしようもないのですが我慢我慢…
無事航空券ゲット!
九龍からはエアポートエクスプレスで香港国際空港へ向かいます。
Octopusを使って乗車する場合は、九龍駅までのMTRの料金は0になります。
九龍から香港国際空港までの料金は90香港ドルです。
3日目
ラウンジで一夜を過ごす
キャセイのラウンジに同行
今回はちょうど山根博士が同じタイミングで韓国へ行くとのことでしたのでキャセイのゴールドラウンジへ同行させてもらいました。
ラウンジにあるシャワールーム、すごく綺麗でこの部屋だけでも香港の安宿程度の面積はあるんじゃないの?と思うくらい。
食事はタイのグリーンカレーがあってこれもまたうまかった…うまかった
ただキャセイのラウンジはキャセイの便が終わると閉まってしまいます。
結局1時ごろには追い出されてしまいました。
プラザプレミアムラウンジ(西)へ
追い出されても大丈夫です、というのもプライオリティパスがありますので24時間営業のプラザプレミアムラウンジへ行くことが出来るからです。
いつもはイミグレーションに近い東のラウンジへ行ってましたが、今回は西へ。
人は少なく私を含めて3人程度でした。
そのまま仮眠をしつつ、朝を迎えました。
朝になると食事も出てきます。
魚肉ボール入りの麺をいただきます。
バス移動かな?と思ったらサテライトだった
いつも香港エクスプレスの名古屋便はバスゲートなのでそう思っていたのですが、今回はサテライトでした。
つまりバスゲートからバスで移動が必要結構時間食いますので501~510ゲートだった場合は時間にご注意…
※2016/9現在、ターミナル間を移動する電車が開通しましたので5xxゲートへの移動は楽になりました
余裕だったと思ったけれど既に搭乗が始まっていました。危ない危ない。
これでセントレアに帰り旅は終了です。
最後に
香港エクスプレスの格安運賃でとりあえずかなり先の予定を取っちゃうのですが、香港・深センはデジタルガジェット好きであればいつ行っても飽きない国です。ですからいつでも問題なし。
今回はラウンジ泊に挑戦してみましたが、狭い安宿と比べたら広々としていますし思ったより快適でした。
朝発のフライトの方はお試しあれ!(ANAやJALはOK、でもLCCでは香港エクスプレスくらいしか対応していません)
プラザプレミアムラウンジ(西)のシャワー施設を見つけられなかったので今度はなんとか探さないといけませんね…
東はトイレの横にあるのですぐわかるんですが。