台湾に拠点を置くエバー航空、日本各地の空港でよく見かけるかと思います(なおセントレアは撤退)。
サンリオキャラクターでペイントされた飛行機などでも有名ですね。
今回は近距離路線でボーイング777-300ER運行時限定ですが、エコノミーの料金でプレミアムエコノミーに乗れる場合があるので紹介します。
どういった便が対象なのか
今回の条件としては
- 機材がボーイング777-300ER(77W)である
- 近距離路線である
の2点。
ボーイング777-300ER限定な点は、そもそも今回狙うプレミアムエコノミーがこの機材にしか搭載されていないからとなります(2018年現在)。
近距離路線というのは曖昧なんですが、台北-香港便や台北-マカオといったところですね。
北京、上海、シンガポールの距離になるとプレミアムエコノミーの設定はありますので対象外となります。
日本路線は執筆時点ではA330以下が割り当てられている関係でそもそもプレミアムエコノミーの設定が無いのですが、もし機材繰りでボーイング777-300ERになった場合はチャンスがあるかもしれません。
例えばこのBR851の場合、ボーイング777-300ERにもかかわらずロイヤルローレルクラスとエコノミークラスの2クラス制になっています。
エバー航空のWebを見る限り
Royal Laurel Class(2m)/Premium Economy Class(38″)/ Economy Class(32″~33″)
となっており、本来は3クラス制です。この無かったことにされたPremium Economy Class(38″)ことプレミアムエコノミーはとなると…
エコノミークラスとして解放されます。
解放といってもANAの上級会員の無料アップグレードみたいな搭乗24時間前から解放されるというものでもなく、予約の段階から指定が可能です。
今回私はANAのスターアライアンス特典で席を押さえましたが、予約の段階で普通に指定が可能でした。
エコノミーのシートマップで2-4-2配列の席があったらそれが本来プレミアムエコノミーだった席となります。
迷わず押さえておきましょう。
実際に乗ってみた
通常のエコノミークラスのシート
解放されたプレミアムエコノミーだったエコノミークラスのシート
十分過ぎる広さです。
機内食は普通です、まぁどう転んでもエコノミークラスですからね(しかも短距離)。
最後に
結構条件が厳しいのでなかなか巡り合う人も少ないのではと思うのですが、追加料金無しで良いシートに座れるのは良いですね。
気分的には国内線で国際線機材が使われる感覚に似ています。
タイミングがあれば是非トライしてみてくださいね。