タイ国際航空の拠点バンコク(スワンナプーム)でトランジット(24時間以内乗り継ぎ)をするとき、入国するか、入国せず制限エリアに留まるか迷う人も多いでしょう。
今回は入国を選択したときにかかる空港税についてのお話です。
今回利用した旅程
今回バンコクでトランジットしたあたりの便は以下の通り。
ANAのスターアライアンス特典で通しで買っています。
入国後利用するのはすべてタイ国際航空ですので、他の航空会社だと若干内容が異なるかもしれません。
・パターン1
OZ741 ICN(19:30)→BKK(23:10)
Golden Jade Suvarnabhumi, Bangkokで宿泊\3,500/泊
TG922 BKK(12:25)→FRA(19:00)
・パターン2
TG935 BRU(13:30)→BKK(05:35)
バンコク観光
TG674 BKK(23:50)→PEK(05:30)
入国方法
簡単に言えば目的地がタイの場合と同様です。
その際、入国カードの記入が必要です。
タイのホテルの記載が必要なのですがパターン2の場合、朝着深夜発のため泊まるホテルがありません。
私の場合、素直に「TRANSIT」と書きましたが問題ありませんでした。
入国時にどこへトランジットするか聞かれましたが、次は北京だったので中国と答えました。行き先も記入しておいたほうが良いのかもしれません。
チェックイン時に入国税は必要
次の便に搭乗するとき、空港のカウンターでチェックインをすると思いますが、ここで空港税(国際旅客サービス料)が必要なことを説明されます。
国際線の場合は700バーツ(2,400円くらい)必要です。
お使いクエストが発生
↑のような紙切れを渡されるので、これを支払い機能を持ったカウンターもしくはチケットオフィスへ持っていきます。
タイ国際航空のチケットオフィスはもちろん。
荷物超過時に支払いをするカウンターでもOKです。
支払い方法は現金(タイバーツ)はもちろん各種クレジットカードでもOKです。私はJCBで払いました。
支払いを完了すると↑のようなレシートがもらえるのでこれを先程チェックインをしたカウンターへ持っていきます。
これで航空券がようやく貰えます。
支払いの証明となるレシートの控えは残りますが、出国時や搭乗時など見せる必要はありません。
寝るだけのために入国はアリかナシか
今回のパターン1の場合のような深夜着昼発の場合バンコクで観光は難しく本当に「寝るだけ」となってしまいます。
その場合わざわざ700バーツ支払って入国するか悩むところですね…
制限エリア内でトランジットホテルを利用する
バンコクのスワンナプーム国際空港の制限エリア内にはミラクル トランジットホテルがあります。
Expediaですと、1泊1万円くらいのようです。意外と高め。
制限エリア内で24時間営業のラウンジを利用する
先程のトランジットホテルと同じ運営となるミラクル系のラウンジは24時間営業しています。
プライオリティパスでの利用もOK。
プライオリティパスは楽天プレミアムカード(年会費1万円)を作れば追加料金なしで発行可能。
ラウンジ行き放題です。
ただ、ミラクル系のラウンジは複数ありますが、プライオリティパスの場合1ヶ所2時間までという利用制限が一応ありますから注意が必要です。
バンコク・スワンナプーム国際空港(Bangkok Suvarnabhumi Intl)
なお、タイ国際航空やシンガポール航空のラウンジは深夜時間帯は営業していないので航空会社の上級会員の人は要注意です。
入国して送迎ありの周辺ホテルに泊まる
今回の場合は深夜着ですのでCity Lineでバンコク市内に出ることは諦めました。
Golden Jade Suvarnabhumi, Bangkokで宿泊しました。
※送迎付きのプランを選択してください
到着ロビーでは送迎に対応したホテルの案内がたくさん。
今回泊まるホテルはGolden Jadeというところなのですが、他のホテルと一緒に受付をしていました。
多分ここで待っているおばちゃんがまとめてホテルに連絡しているのでしょう。
伝えたところ5分待ってと言われました。
ハイエースされちゃう!
ホテル着、チェックイン時に何時に空港に着きたいのか聞かれるので伝えます。
指定された時間までにロビーへ行けばOKです。
部屋は広いです、道路沿いなのでちょっとうるさいかも。
もちろんシャワーもあります。
空港税もあわせるとトータル6,000円くらいというイメージですので、まぁちゃんと寝られるしアリだとは思います。
入国はしても良いけれど空港から移動したくない人は…
せっかくだから寝たいけれどミラクルトランジットホテルは高い、ラウンジだと休めない。
かといって時間の関係上送迎でホテルに行くのも…な人はボクステルが良いでしょう。
場所もCity Lineの方に向かっていけば迷いませんし、夜はかなり静かなエリアですので良さげです。
ただ、シャワーがありません…。
ほぼ空港内ですが、入国していることは変わりがないため別途空港税は必要になります。
空港税は必要経費と考え計画をたてよう
一度外に出てしまうと空港税700バーツがかかってしまいます。
せっかく空港周辺のホテルを予約しても追加で費用がかかるとなるとちょっと躊躇してしまうでしょう。
なので、空港税はもともと払うものと考えホテルの値段+空港税で自分にマッチしたプランを決めるのも悪くないでしょう。
(ちなみに私は今回1つの航空券で2回空港税を支払いしました…トホホ)