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マレーシアDigiのPrepaid BESTはローミングがオトク

2017/05/29

マレーシアのキャリア、Digi Telecommunications(以下Digi)のプリペイドSIMカードを購入しました。
Digi内でもいろいろ商品はありますが、今回は一番標準的なDigi Prepaid BESTを選択。

このSIM、マレーシア国内での利用はもちろんですが国際ローミングサービスが充実しています。

オトクなローミングパス

国際ローミングといえば、最近はKDDIが世界データ定額、ドコモが海外1dayパケ、ソフトバンクがアメリカ放題など国内では横並び状態となっている中、差別化をしているサービスとも言えます。

それは日本以外にも以前紹介したStarHubのHappyRoamなど、世界のキャリアでも同様の流れが存在しています。今は航空券安くなりましたし、ローミングの需要は増えているのでしょう。

今回紹介するマレーシアのDigiですが、対象国であればRoamCombo25という3日間(72時間)、2GBのデータ通信と30分の通話が使えてRM25(日本円で約650円)で利用可能です。

また、Digiの属しているTelenor(テレノール)グループのキャリアであれば、同じ値段でデータ通信の容量と通話がRoamCombo25の2倍となるRoamTelenorを使うことができます

※Telenorはノルウェーの国営企業です。

True mobility, wherever, whenever | Digi - Let's Inspire

ローミングのレートはDigiのサイト上から調べることが可能。
RoamCombo25、RoamTelenorの他にもRoam5, Roam10といった設定もあります。こちらはあまりお得ではない気がします。

これらのローミングパスは電話アプリから*128*5*1*6#で呼び出すことができます。
注意したい点としては、この番号を入力するのは利用する国に到着後、指定キャリアにローミング接続してからとなります。
また、Digiのローミングパスはあくまでの1つの国に対してのパスですのでトランジットなどで国を移動してしまった場合、改めてローミングパスの購入が必要になりますので注意してください。

また、Digiのウェブ上には無いのですが、1日間(24時間)のみ使用できるプランもあるようです。

ドコモでローミングをした場合のSpeedTest結果。
マレーシアを経由したアクセスになるためPINGは遅くなっていますが速度は良好。

Telenorグループに強いローミング対象国

ローミングながら使いやすいRoamCombo25、RoamTelenorですが、今のところ以下の国で利用することができます。

 国名 ローミングキャリア
オーストラリア Telstra
バングラデシュ Grameenphone
ブルネイ DST
ブルガリア Telenor (Globul)
中国 China Mobile (CMCC)
デンマーク Telenor DK
香港 3 (Hutchison)
ハンガリー Telenor
インド Aircel/Uninor
インドネシア INDOSAT OOREDOO (Indosat)
日本 NTT(JP) Docomo
韓国 KTF Olleh
モンテネグロ Telenor (Promonte)
ミャンマー Telenor (TNM)
ノルウェー Telenor
パキスタン Telenor
フィリピン SMART
セルビア Telenor
シンガポール StarHub
スウェーデン Telenor
台湾 Chunghwa
タイ DTAC(TH-DTAC)/dtac TriNet

※対象国は更新される可能性があります。

日本でもNTTドコモに接続ができる他、日本人が旅行するようなアジア諸国はそこそこ対応できているようにも見えます。
Telenorグループが対応するのはやはり大きいですね。例えばタイのDTACも実はTelenorグループですが、RoamTelenorが使えるのであれば現地SIMの調達も不要になりそうです。
いやまぁパキスタンとか対象国に入っていても外務省から退避勧告が出ていますし実質意味ないんですけどね。

マレーシアにはDigiの他にもcelcom、yes、U-mobile、maxis、Tune Talkなどありますが、ローミングはどれも強くありません。
このうち日本でまともに使えるキャリアはDigiとcelcomだけ。
celcom(X PAX)は日本で使おうと思ったらローミングプランの適用に失敗して速攻パケ死で残高0になってしまいました。
その点Digiはローミングパスを適用しないと通信ができないようになっているため、ある意味安心です。

 入手方法

Digi Storeで購入

いわゆるキャリアショップです。ここで購入する場合はボッタクリはありません。

端末を渡せばあとは店員さんがやってくれます。とても楽。

Digi Store以外で手に入れる

マレーシアのクアラルンプールあたりであれば個人経営の小さい商店からケータイショップまでそこら中で見ることができます。
しかしながら価格の部分に上張りシールが貼られていることがほとんど。
通常はRM8なので、写真にあるRM10だと+RM2上乗せって感じですね。とはいえ差額は日本円で50円なので気にするほどでもないのかもしれません。

現時点でDigiのプリペイドSIMカードはミニSIMまでしか対応していないため、iPhone7などナノSIM端末を使う場合はSIMカッターを使う必要があります。お店のカッターでパチン!とやるだけなのであまり問題はありません。
キャリアショップ以外で購入する場合はカッターが無い可能性もあるため注意が必要かもしれません。
厚さについてはナノSIM並に薄いためスロットに詰まるということはなさそうです。しかしカットした面は荒いため後でサンドペーパーなどで仕上げをしつつ、細かい削りカスは取り除きましょう。

維持方法

魅力的なDigiのPrepaid BESTですが、公式アプリを使えば管理も楽になります。

各種アプリマーケットからMyDigiと検索すればOK。

=>Android版 MyDigi

=>iOS版 MyDigi

最初は電話番号でログインするかと思いますが、Eメールアドレスでログインできるようにしておくと便利でしょう。

多くの国は一度リロードすると3ヶ月とか半年有効期限が伸びるものですが、マレーシアは非常に短いです。
例えばリロードの額によって有効期限は延び、RM1=1日というイメージです。1回がRM100になるとちょっと増えて120日になります。
仮にRM1=1日と考えるとRM365=1年、つまり9,500円/年くらいになり、結果維持だけで高くなってしまいます。

有効期限が切れても75日は受信と残高維持はされるようです。

有効期限を最大1年間延ばせるSuper Long Life

Digiにはまとまった金額を支払うことで有効期限を一気に1年分(365日)延ばせるSuper Long Lifeというオプションプランが用意されています。

現在発売されているDigi Prepaid BEST2016世代は30日=RM8の他、1年=RM68(日本円で約1,800円)というプランが用意されています。
他のサイトで1年=RM38という表記も見かけますが、これは以前のバージョンのSIMの話で残念ながら現在購入できるSIMでは提供されていません。

2017年3月にこのSuper Long Lifeは突然廃止されDigiのコミュニティが炎上していましたが、4月に再び復活しました。しかしながら従来の2倍近くの費用が必要になり果たして有効期限ギリギリでリロードを繰り返したほうがいいのか難しい選択となりそうです。

1日=RM8
180日=RM68
365日=RM108

*128*1#→7 Talktime Services→3 Super Long LifeもしくはMy Digiのアプリ上で適用可能です。

Digiのコミュニティを読む限り、SuperLongLife復活は期間限定のようですのでご注意ください。

日本人はリロードが厳しい

ここまで「お、良い感じじゃないか」感を出してきましたが、致命的な問題としてDigi公式上では日本のクレジットカードでリロードができません
※リロード:リチャージ、トップアップと意味は同じですがマレーシアではリロードと呼ばれています

一応VISA認証サービスまでは行くのですが…

その先でエラーになります。

とりあえず手持ちのカードで三井住友、セゾン、DC、住信SBI VISAデビ、りそなVISAデビ、au Walletと試してみましたがどれも変わらず。
これ以上は無駄だろうと思いDigi公式上でのリロードはあまり期待しないことにしました。

アプリ経由といえばi-Serveというシステムを使ったリロードアプリがありましたが、こちらもNG。

※現在私の複数のクレジットカードが不正利用されており、このあたりのタイミングくらいしか思いつかないため気をつけてください。

コンビニで買えるバウチャーなどを発行しているMOLもマレーシア言語でアカウントを作り、買えそうな雰囲気はあるのですが最後のSMS認証前で日本からは対応してねーんだわ!と弾かれてしまいます。
ただこちらはプロクシ経由やDigiのローミング中にやればなんとかなるかもしれません…その先のクレジットカード認証は試していないのですけど。

Recharge.com経由でリロード

公式やそれっぽいパートナーが全滅している中、唯一可能だったサービスがRecharge.com
このサービスはいろいろな国のプリペイドSIMをオンライン上からUSドル決済でリロードできるもの。
正直実績も不明だったので半信半疑でしたが…。

7通りの金額のリロードが可能です。詳細は以下の通り。

チャージされる金額(GST+6%含む) Recharge.com表記金額 日本円換算(US$1=115JPY換算)
RM5 US$1.24 142JPY
RM10 US$2.47 284JPY
RM15 US$3.71 427JPY
RM30 US$7.41 852JPY
RM50 US$12.35 1,420JPY
RM60 US$14.82 1,704JPY
RM100 US$24.70 2,841JPY

※これに加えてRecharge.comのサービスフィーとしてUS$0.99が請求されます。

とりあえずRM5リロードしてみましょう…

今回はクレジットカード(VISAかMaster)で実施。他にPayPalも選択可能です。

VISA認証サービスが出てきますのでパスワードを入力

どうやら決済は完了したようです。
さて、ここからどうなるか…

決済が完了してすぐ、SMSが届きRM5.00がリロードされました。

同時にRecharge.comからもSMS。
なんでRM0.00から始まるのかは謎…

リロードは正常にできましたので一安心、ドル経由なところが不満ですが他の方法も見つからないのでしばらくはここを使っていこうと思います。

セブンイレブンなどでリロード

もしマレーシアの現地に居る、もしくは行くのであればリロード用のPINコードが記載されたバウチャーをセブンイレブンを始めとした店舗で購入することが可能です。
なんでDigiのストアじゃないの?と言いたくなるかもしれませんが、Digiのストアでは現在直接リロードする方法しか提供していないため「後からリロード」という手段が使えません。

このバウチャーの有効期限は発行日からおおよそ1年となっています。スクラッチで削るようなカードではなくPINが記載されたレシートが発行されるだけなので無くさないようにしましょう。

若干癖はあるが、ローミングプランの強さは魅力的

これまでローミング用のSIMについてはStarHubのHappyRoamを個人的に推してきましたが、このDigi Prepaid BESTも負けず劣らずです。
StarHubはイギリスとアメリカに対応しているところが特徴ですが、Digi Prepaid BESTはアジア+テレノールに対応という感じですね。
引き続き検証しつつアップデートしていきます。

リロード周りと有効期限が不便なところがネックなので、もしStarHubとDigi Prepaid BESTのどちらか選べと言われればStarHubかな?と思いますが…

Digi - Let's Inspire

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